皮膚科診療Dermatology Consultation
予約皮膚科診療
当院では皮膚科診療に特に力をいれております。
- 長期にわたり、皮膚病に悩まされている
- 症状が治まっても、すぐにまた再発する
- 安易なステロイド剤の投薬による治療を避けたい
など、病気や治療への不安や疑問を持たれている飼い主さまと、「痒み」「脱毛」などで強いストレスを抱えるわんちゃん、ねこちゃんのための予約皮膚科診療を行っています。 個別カウンセリングで、飼い主さまのお話をじっくりと伺い、病状、治療方針、費用等を丁寧により詳しくご説明させていただきます。
日時 | 月~水、金、土 |
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時間 | 午後 3:45~(所要時間 45~60分) |
※完全予約制とさせていただいております。
お電話にてご予約下さい。(TEL:06-6927-1144)
※予約皮膚診療には通常の診察費用に別途、予約診療費用として1500円が必要となります。
※分かる範囲で構いませんので、今までの治療経過(お薬、シャンプー、食事など)のメモや検査結果のご用意をお願いします。診断、治療の参考になります。
※診察時間内にも通常の皮膚科診療は対応しております。
ご予約・診療の流れ
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予約
まずは、お電話にて診察日をご予約下さい。
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受付
ご来院されましたら、受付にて問診票の記入していただきます。
再診の方は診察券をお出しください。
(完全予約制ですので、待ち時間はありません。) -
問診
ご来院されましたら、受付にて問診票の記入していただきます。
再診の方は診察券をお出しください。
(完全予約制ですので、待ち時間はありません。) -
検査
ご来院されましたら、受付にて問診票の記入していただきます。
再診の方は診察券をお出しください。
(完全予約制ですので、待ち時間はありません。) -
カウンセリング
皮膚病の治療は、軽度、重度共に飼い主さまのご協力(お手入れ、食事の管理、投薬など)が不可欠です。そのため、ペットの生活環境や性格、飼い主さまの時間的、経済的負担を考慮して、個々にあった最適な治療を選択できるよう、飼い主さまと十分に話し合っていきます。
また、治療に対してのご質問などをお伺いします。その他ペットについて日頃気になっていることなども、お気軽にご相談下さい。
(他の患者さまがいない時間ですので、ゆっくり診療を受けていただけます。) -
治療計画の立案
カウンセリング、検査結果、診断結果をもとに、通院、自宅ケアのご提案を致します。
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治療
迅速で効率的な治療を行います。
皮膚科検査に関して
皮膚病の原因は、「ノミ・ダニ」・「カビ」・「細菌」・「寄生虫」・「内分泌」・「自己免疫疾患」など様々です。 原因によって治療方法が異なります。 まずは、検査を行って原因が何かを特定することが大事です。
長期に及ぶ慢性の皮膚病は原因が特定されていないことがほとんどです。 正しい診断と治療のために、適切な検査を致します。
皮膚疾患に関連する検査 (皮膚病の症状に応じてこれらの検査の中から必要な検査を行います。) |
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基本的な検査 |
皮膚スタンプ検査 (細菌・マラセチアの検出) |
500円 |
皮膚スクレーピング検査 (糸状菌・毛包虫・疥癬の検出) |
500円 | |
被毛検査 (糸状菌の検出) |
500円 | |
血液検査 | 一般血液+生化学検査 | 4,100円~ |
特殊な検査 |
TTF4等 (甲状腺疾患の診断) |
6,500円~ |
ACTH刺激試験 (クッシング症候群の診断) |
8,000円 | |
細菌培養+感受性試験 | 10,000円 | |
アレルゲン特異的血清IgE検査 (アレルギーの原因) |
20,000円 | |
皮膚生検 | 15,000円 |
薬用シャンプーについて
薬用シャンプーは通常のシャンプーと異なり、皮膚病の予防や治療用のシャンプーです。 当院は、皮膚治療の一環として薬用シャンプーを積極的に取り入れております。
薬用シャンプーを使用して皮膚の状態を改善し、痒みを抑え、掻く、舐めるという動作による症状の悪化を防ぎます。
薬用シャンプーには、それぞれ目的別に様々な種類があります。 獣医師の診断により、皮膚の状態に合った薬用シャンプーを処方させていただきます。
ステロイドについて
ステロイドは皮膚病の治療によく使用されるお薬です。 ステロイドを使用する理由は、短時間でほぼ確実に炎症を抑える効果があるからです。 ただ、長期間の過剰なステロイド投与により副作用が見られることがあります。
病気を根本から治療せずとりあえず痒みを抑えることだけのために、漫然とステロイドを長期投与されている症例は少なくありません。 しかし、ステロイドは正しく使えば皮膚病の治療に大変、有効なお薬です。 ステロイドを使わない治療にこだわるあまり、症状を悪化させるのは大変残念なことです。
当院では、痒みを抑えることが皮膚病の治療につながると判断した場合に、適切にステロイドを使用することが大事だと考えております。